【初心者OK】MacでStable Diffusionをローカル実行してみた!PCが不安な人向けのAIイラストツールも紹介
こんにちは、当ブログの管理人bakです。
今回は、今話題のAI画像生成モデル「Stable Diffusion」をMacでローカル実行してイラストを描いてみた体験談をご紹介します。
さらに、「インストールが難しそう」「スペックが足りないかも…」という方向けに、クラウド上で使えるAIイラストツールもあわせて紹介します。
Stable Diffusionとは?
Stable Diffusionは、テキストを入力するだけで画像やイラストを生成できる高性能なAIモデルです。オープンソースで無料で利用でき、多くのクリエイターに支持されています。
【Mac編】ローカル実行するための準備
私はMacを使っているので、今回はMac向けの導入手順を紹介します(Apple Silicon M1/M2対応)。
準備した環境
- MacBook Pro M1(メモリ16GB)
- OS:macOS Ventura
- 必要ツール:Python, Git, Homebrew, AUTOMATIC1111版 Web UI
Macへのインストール手順(簡易版)
Homebrew
をインストール(公式サイトから)- 以下のパッケージをインストール:
brew install git python
- Web UIをクローン:
git clone https://github.com/AUTOMATIC1111/stable-diffusion-webui.git
- モデルファイル(例:
v1-5-pruned-emaonly.safetensors
)をmodels/Stable-diffusion
に入れる - 起動コマンドを実行:
./webui.sh
※MacはGPU対応に制限があるため、CPUでの動作になることが多く、時間がかかる点に注意です。
【Windows編】ローカル環境でのインストール手順(概要)
Windowsユーザーの場合は、GPUが搭載されていれば比較的簡単に実行できます。
- GitとPythonを公式サイトからインストール
- Stable Diffusion Web UIをGitでクローン
- モデルファイルを所定フォルダへ配置
webui-user.bat
を実行して起動
詳細は別記事でわかりやすくまとめますので、そちらをご覧ください。
ローカル環境が難しい人向け:クラウド型AIイラスト生成サービス
「パソコンに詳しくない」「重い処理ができない」という方は、Web上で動作するAIサービスが便利です。
1. Mage.space(登録不要・無料)
Mage.spaceは、登録なしで簡単にAIイラストが生成できる人気サービス。プロンプトを打つだけで画像がすぐに出てきます。
2. Leonardo.Ai(要アカウント・商用可)
Leonardo.Aiは商用利用OKの高機能ツール。UIが直感的で使いやすく、初心者にもおすすめです。
3. Playground AI(多機能・無料枠あり)
Playground AIは編集機能が充実しており、生成した画像をそのまま加工できます。
実際に描いてみたAIイラストと感想
MacでStable Diffusionを動かし、プロンプト「anime style girl, pink hair, magical background」で生成してみました。
CPU実行なので1枚に数分かかりましたが、完成した画像のクオリティはとても高く驚きました。
プロンプト次第で作風がガラッと変わるのが面白く、イラスト制作の新しい可能性を感じました。
まとめ
- MacでもStable Diffusionをローカルで実行できるが、GPUが使えないと時間がかかる
- 手軽に試したい人にはWebサービス(Mage.spaceなど)がおすすめ
- どちらもプロンプトの工夫が作品の完成度を左右する
今後は、プロンプトの書き方や構文の解説、LoRAやモデル追加、生成イラストの活用法についても記事にしていく予定です。
ここまで読んでくださりありがとうございました!
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